地震防災授業　実施報告

芝浦工大地震防災研究室では地震に関する様々な研究を行っています。
その一環として「防災の知識，意識は小さいうちに」との考えから豊洲北小学校の協力のもと，
実際に防災授業を行いながら，効果的な授業方法の開発研究を行っています。
このページでは2015年度に実際に行われた授業内容とその研究の途中成果について随時更新していきます。
こちらでは授業で行われた内容を写真や動画と授業で使用したスライドをご覧いただけます。

また最後に防災意識調査Ｗｅｂアンケートのご協力をお願いしております。
皆様からのご意見はこれからの防災意識に関する授業の研究・開発の発展に繋がります。
お手数をおかけしますがご理解とご協力をお願いします。

第1回「地震について学ぼう」

（2015年10月28日　多目的教室）
第1回では地震に対する興味と関心を抱いてもらうための導入型授業

第2回「液状化について知ろう」
（2015年11月5・6日　理科室にて）
第2回では「液状化について知ろう」と称して理科室をお借りして液状化現象を実験を通して理解してもらう体験型授業

液状化実験の様子（動画）
※この動画を見るためには「windows media player」のアドオンの許可が必要です。

第3回「大地震を想定しよう」
（2015年11月26・27日　各教室）
第3回では「大地震を想定してみよう！」と題して
様々なシチュエーションにおける地震発生時の身の護り方を班ごとに話し合って発表してもらう思考型授業

　　　　　　　　　

本研究ではアンケートによる定量的な効果計測を基にこの防災授業の評価しています。
評価方法としては教育群と非教育群の比較、または教育実施前後の比較の2つのうち、
本研究では後者による比較によって授業の評価とします。
具体的には授業を行う直前と３度の授業の直後、そして授業を行った1ヶ月後の
計５回のアンケートを豊洲北小学校に通う4年生を対象にに実施しました。
さらに児童の防災意識の家庭への波及を見るために4年生の保護者の方に保護者アンケートを
実施しました。
さらに防災知識の記憶の定着具合を考察するために1年前と2年前に授業を受けた
児童（現5年生と現6年生）に追跡アンケートを実施しました。