2003年宮城県北部地震 概要
今回の地震は卓越周期が短かったために構造物被害が少なかったといわれています.しかし,石鳥谷町(岩手県)において東北新幹線高架橋に大きな被害が見られました.(参照:被害調査報告(地震防災フロンティア研究センター破壊・脆弱性評価チーム)今後,地震動特性と構造物の被害との関係が明らかにされていくと思います.ところで,石鳥谷町には,k-net@防災科学研究所の観測点があります.今回は,この観測点の波形,所要降伏震度スペクトル,地震動の方向性について調べてみました.なお,図のコメント等は近日中に書く予定にしております.

図1 K-NET石鳥谷(岩手県) の加速度記録(緯度: 39.4816N 経度: 141.1505E 標高: 86.00m)


図2 K-NET石鳥谷の柱状図(K-NET@防災科学技術研究所のホームページより)


図3 K-NET石鳥谷における所要降伏震度スペクトル
(減衰h=0.05, 第二勾配比α=0.05, 劣化剛性係数β=0.2, 履歴モデル:修正Cloughモデル)



図4 参考 兵庫県南部地震@神戸海洋気象台
(減衰h=0.05, 第二勾配比α=0.05, 劣化剛性係数β=0.2, 履歴モデル:修正Cloughモデル)

拡大(5MB)
図5-a 2次元応答スペクトルの絶対加速度の最大値を示した方向(固有周期1.0秒,減衰h=0.05)

拡大(5MB)
図5-b 2次元応答スペクトルの絶対加速度の最大値を示した方向(固有周期0.2秒,減衰h=0.05)



謝 辞:地震記録,土質柱状図,土質データはK-NET@防災科学研究所からダウンロードし,使用いたしました.地震計,地震記録などの維持管理等に携わられております方々に深く感謝申し上げます.
注 意:誤りも含め,不明な点がございましら下記までメール頂ければ幸いです.
作成日:2003/06/11(ver.1)
作成者:紺野克昭@芝浦工大土木